あゆみちゃんのばかちん日記

あゆみちゃんことyoneya のばかちん日記です。

GM04Sファイナル@仙台サンプラザホール

☆サイと企画説明書


ライブ終了後、仙台駅にて生ビールと牛タンを
食す。
打ち上げに参加できない悔恨にもめげず、
今春のごっちんコンに関わった全ての人達に、
一人で、たった一人で感謝の乾杯をした。
その時BGMに、ブレードランナーのラブテーマ
に似たジャズが流れ出した。
ふっと思う。
「彼女も一角獣の夢を見るようになったのかと。」

ライブ・パフォマーとして完成したレプリカント(アイドル)が、
生身の人間、即ち、アーティストとしての一歩を踏み出した瞬間に
立ち会えた喜びに心が震えた。
仙台ファイナルにて、遂にハロプロの枠を超えた瞬間に立ち会えた
喜びに。

初ツアーの手探り状態の中、試行錯誤を繰り返し、ステージを作り
上げていったGM03S。
有無を言わさぬキラーチューンを連発し、強引なまでに引っ張って
いき、一直線に盛り上がったGM03A。
それらに比べると、セットリストを含めたステージングは、初日か
ら既に完成していたGM04S。
だから、GM04Sの課題はここ「id:yoneya:20040415」に書いた通り
後藤真希自身のスキルアップに絞られていた。
ごっちんコンファイナル参加の楽しみは、GM03Aファイナル松本で
の開演前影アナや、着ぐるみ等で体験したごっちん自身によるサプ
ライズ企画も勿論あったのだが。
今回は、GM04Sで50公演をこなして、新しく生まれ変わろうとして
いる後藤真希に出会いたい、という思いが事の外強かった。

昼の部

いつものように「ONE VISION-ひとつだけの世界-」から幕を開き、
ライブがはじまる。
1曲目の「ペイント イット ゴールド」から、それこそ完璧と
言えるライブ・パフォーマンスを繰り広げる。
また、ボーカリストとして成長した姿を見せてくれた「涙の星」。
そして、「オリビアを聴きながら」は、既に自分の持ち歌にしていた。
4月11日松戸と同じステージング*1ながら、演じているのは、グレー
ドアップした別人と言ってもいいアーティストの姿がそこにあった。
昼の部ながら、「稲葉刑事の取調室」にて幾つかのサプライズ企画
があり、楽しましてくれました。
個人的に印象的だったのは、kaoponミニスカポリスのコスプレ
姿だったりする。

夜の部

ある意味メインは、ごっちんファンからのサプライズ企画であった
「涙の☆サイリウム企画」。
2000本購入したという経済的負担だけではなく、「ごっちんがファ
ンの☆々の静寂のなか、心の底から気持ちよく歌え、ファンもじっ
くりその歌声に耳を傾けられる様、」ホームページでの注意事項の
列挙と、企画説明書までをも用意した誠実な対応が、成功した理由
だろう。
直前になって、私も企画賛同の意思表明をして、ファイナルに
参加した。

「取調室」後、衣装換えしてステージに登場したごっちん
「☆サイ」で埋め尽くされた観客席を見回し、驚いたごっちん
表情が、1階Lゾーンの私からも分かる。
この企画で一つだけ気がかりな事があるとすれば、感激して歌えな
くなる事だけ。
出だしで一瞬声が詰まるが、直ぐに持ち直す。
この状況がそう感じさせるのか、いつもよりも感情豊かに、そして
歌詞が心にストレートに入ってくる。
「何故だか前向きになれる歌詞」と表現していたごっちん
涙をこらえて懸命に歌う姿に、不覚にもこちらが涙した。
過去のサイリウム企画が、惜別の思いが詰まった灯火だったと
したら、今回の☆サイ企画は、今後も続くごっちんへの愛情が
一杯に詰まった将来へと続く灯り。
そんな暖かい灯りだった。
そして、その愛情一杯の中で、堂々と歌いきったごっちん
「ありがとう。」と涙を堪えて皆への感謝をする。
その後のMCでは、「☆みたいで、びっくりしたー。みんなまで、
どっきり?」等とおどけていたけれど。


アンコール後の最後のMCで、「これだけ応援してくれるのは、」
そして、マイクを外し肉声で「みんなだけだよね。」とごっちん
マイクを通さないという行為は、生の声を会場にいる皆に聞いてほ
しい、というだけではなく、GM04Sに参加した全国のファン全員に
向けられた言葉だからだろう。
それこそ、北海道から、大阪から、南は沖縄までにも向けられた
感謝の言葉だった。
GM03Aファイナルにて同じく肉声で語られた言葉「見ててね!!」
に繋がる言葉だった。

そして、最後の締めの言葉もファイナル仕様。
「みんな何色?」
「真金色!!」
思いっきりジャンプしてライブは終了。


果敢な挑戦により、ごっちんに課せられた課題は、無事乗り越える
事ができたと感じた。
逆に、楽曲も含めて明らかになった課題もある。
秋には後藤真希の新たなる挑戦が始まる。
最後は、やはり「ONE VISION-ひとつだけの世界-」から


誰にもひとつのゴールとひとつの使命がある
ハートもソウルも解決法もひとつ
チャンスも神もヴィジョンもたったひとつ

手を貸してくれ
真心をおくれ
進むべき道はひとつしかない
ひとつの世界 ひとつの国家
たったひとつのヴィジョンをめざそう

*1:セットリストに新曲「横浜蜃気楼」が加わっている