あゆみちゃんのばかちん日記

あゆみちゃんことyoneya のばかちん日記です。

スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい

映画「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」を観てきた。


「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」(公式サイト)


ストーリーは、


ギャンブルとエンターテイメントの街、ラスベガス。
この街を牛耳るマフィアを一掃しようとするFBI。
最後に残った最大の敵「コーザ・ノストラ」のボスである
プリモ・スパラッサの邸宅の張り込み中に、重大な情報を得る。
(※以下、内容について、ネタバレあり※)




「ボスは、イズラエル(マジシャン)を殺すために、
スウェーデン人の暗殺者を雇った。
しかも、スパラッザは彼の心臓(命)に100万ドルの懸賞金を賭けた。」


この情報(噂)は、暗殺者達の間に忽ち広がり、世界中から名うての殺し屋達
が、イズラエルの周辺に群がりはじめた。
風前の灯となったイズラエルの命。
殺し屋達は彼の命を奪う事が出来るのだろうか?
錯綜する思惑、すれ違う暗殺者達の影。
タホ湖のリゾート・ホテルの最上階を舞台に、
空前絶後の闘いが繰り広げられる。
スタイリッシュな映像美(?)とスピーディなストーリー展開から、
クエンティン・タランティーノと比較される事の多い、
ジョー・カーナハン監督作品。
もっとも、タランティーノは、
自分自身、「オタク」と自覚した上で、「オタク」的な作品を
作っているのに対して、
ジョー・カーナハンは、
「オタク」と自覚せず、というか、「オタク」と言われるのを嫌い、
作品を作っている、感じがした。


ブラック・ユーモア満載の前半に対して、後半は、シリアスで、
誰も勝利しない憂鬱な結末。


マニアックな要素満載であるが、
マニアックになりきれていない映画。
そんな、感想を持った。