007/慰めの報酬
007 カジノ・ロワイヤル デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2008/12/19
- メディア: DVD
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先行上映で『007/慰めの報酬』を観てきた。
2006年に公開された『007/カジノ・ロワイヤル』の
1時間後から始まる続編。
過去にも“続き”を意識した作品はあったが、
完全な続編はシリーズ初めてだ。
監督は、マーティン・キャンベルから
マーク・フォスターに交代したものの、
脚本は前作同様ニール・パービス、ロバート・ウェイド、
ポール・ハギスが引続き担当している。
考えたら前作が事件の黒幕“ホワイト”を拉致し、
いつもの決め台詞で終わっているので、
その続きから始まるのは、当然といえば、当然なのだが。
前作はプロットは原作に忠実だったが、
本作品は原作は全く関係ない。
ドラマ部分が少なく、アクション場面とアクション場面の合間の
単なる繋ぎという感じで、アクション場面がストーリーの骨格を成している。
しかも、映画は前作の1時間後から始まっているから、
『007/カジノ・ロワイヤル』を予習しないと
ストーリーについて行けないかもしれない。
これから観る予定の人は、前作の予習をお薦めします。
アクション・シーンが楽しめれば、
ストーリー等関係ないという人は良いけれど。
ガン・マニア的に嬉しいのは、ボンドの愛銃が
ワルサーPPKに戻っていた事。
アストン・マーティンと共に“オリジナルな007”として
重要視されたアイテムなんだろう。
そういえば、劇中『ゴールド・フィンガー』を彷彿させる
場面もあった。
それと、女好きで高名なボンドがメインのボンド・ガールに
全く手を出さない初めての作品でもある(笑)。
映画『007/慰めの報酬』(公式サイト)