あゆみちゃんのばかちん日記

あゆみちゃんことyoneya のばかちん日記です。

スペンサー・シリーズの新作

毎年年末に発売されていた、クリスティの新作のうたい文句を借りるならば、
私にとって、「クリスマスにはスペンサー・シリーズの新作を」なわけです。
ロバート・B・パーカーのスペンサー・シリーズも本作品で、31作目だ。
このシリーズとは、1作目の
ゴッドウルフの行方 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)
を読んでから20年近い付き合いとなる。
という事は、確実に私もそれだけ歳を取ったという事なのだ。
シリーズ最高傑作とも言われる
初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)
では、読後にスペンサーと少年ポールとの心の交流に感動し、
深いため息が出たが、近作では違う意味のため息が出る。
まあ、それもこのシリーズが好きだからであり、スペンサーとスーザンの関係
ではないが、本シリ-ズとは切っても切れない関係になっている。
毎年楽しみだったディック・フランシスの競馬シリーズが途絶えている現在、
間違いなく、楽しみなシリーズの一つだ。