「誤審」のロマン
Number DVD サッカー世紀の名勝負 アルゼンチン VS イングランド FIFA ワールドカップ 1986
- 作者: サッカー
- 出版社/メーカー: パイオニアLDC
- 発売日: 2001/09/21
- メディア: DVD
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横浜FM対J磐田戦の磐田MF福西崇史選出のゴールについて。
「誤審じゃない」J対応セクションが見解
“神の手弾は正当”審判委が結論
“神の手”は「正当なゴール」
モットラム・チーフ審判インストラクターも
「意図的なハンドではないと判断」
したらしい。驚くべき事だ。
だったら、1999年のチャンピオンシップ第1節エスパルス対ジュビロ戦延長
でのエスパルス西沢選手のプレイ*1も、
意図的なハンドではないと、
いまさらだけど、主張したい。
あのPKさえなければ(ry
無理やり「誤審」を正当化するのではなく、日刊スポーツ上の後藤新弥氏の
コラムにあるように
「誤審」はドラマだと考えたい。
でも、マリノス・サポは、そうもいかないと思うが。
それと気になったのは、「神の手」という言葉を簡単に使いすぎ。
この「神の手」という言葉は、
「マラドーナのためのワールドカップ」
といわれた1986年第13回メキシコ大会にて、
マラドーナ自身から発せられた言葉だ。
資料等、調べもせずに記憶に頼ってこのエントリを書いているので、
詳細が少し事実と異なる部分があるかもしれない事をあらかじめ断っておく。
「神の手ゴール」が生まれたのは、準々決勝の対イングランド戦、
あの伝説の「5人抜きドリブル・ゴール」も生まれた試合での事だ。
試合後マラドーナは、
「あれは、神の手とマラドーナの頭によるゴールだ。」
とハンドによるゴールを暗に認める発言を行った。
「5人抜きゴール」に代表される、
この大会におけるマラドーナの、
神懸かったプレイを含めて「神の手」と
畏敬の念を抱いて称された言葉なのだ。
そんな訳で、軽々しく使ってほしくないなと思った次第。