実相寺昭雄監督死去
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ウルトラマン演出の実相寺監督が死去(日刊スポーツ)
ウルトラ・シリーズの演出家として高名な実相寺昭雄監督が死去。
実相寺監督の作品で一番印象深いのが、
ウルトラマン第23話「故郷は地球」。
宇宙開発が盛んになった近未来。
宇宙へ派遣された宇宙飛行士ジャミラは、
不運な事故から宇宙を漂流してしまう。
やがて、水の無い星に辿り着き、
その星の環境で怪物の姿に変わってしまう。
そして、故郷地球に恨みを持ったまま、故郷地球に戻ってくる。
そして・・・
イデ隊員の憤怒に満ちた名台詞は、今でも忘れる事ができない。
円谷一監督作品が正統派なら、
実相寺監督の「ウルトラマン」は変化球とも言えるものだ。
社会批評を盛り込んだ独自の視点と映像美は、
私達の記憶から永久に消える事はないだろう。
氏のご冥福をお祈りいたします。
合掌。