読書日記
- 作者: 柳澤健
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/03
- メディア: 単行本
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「1976年のアントニオ猪木」読了。
これは、プロレス・ファン、
特に黄金時代の新日本プロレス・ファンにお薦め。
現在の総合格闘技の原点ともいえる、
猪木が戦った1976年の4試合、
ルスカ戦、アリ戦、パク・ソンナン戦、ペールワン戦
について書かれている。
特にアリ戦については、
これまでのように猪木側からではなく、
アリ側に視点を置き、書かれている事が斬新。
直接猪木に取材できなかったのが、
唯一の欠点か。
しかし、その欠点もほとんど気にならなかった力作。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/03/20
- メディア: 文庫
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「白夜行」の続編ともいうべき「幻夜」読了。
800ページ近い厚さだが、一気に読めた。
「幻夜」は、「白夜行」の第二部となっているが、
その繋がりは巧妙に隠されている。
「白夜行」を読んでいなくても楽しめるが、
読んでいると、更に楽しめる。
巧妙に隠されている繋がりが、分かった時の
楽しみもある。
「白夜行」を読んだ方に、お薦めの一冊だ。