あゆみちゃんのばかちん日記

あゆみちゃんことyoneya のばかちん日記です。

しゃべれどもしゃべれども

しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)

しゃべれどもしゃべれども (新潮文庫)

映画「しゃべれどもしゃべれども」を観てきた。
ストーリーは、
二つ目の落語家、今昔亭三つ葉国分太一)。
尊敬して止まない師匠今昔亭小三文(伊東四朗)のように
古典落語をこよなく愛している。
思うように腕も上がらず、悩んでいる彼のもとに、
「落語を、話し方を習いたい。」
とひょんなことから三人の変わり者たちが集まってくる。
美人なのにすこぶる無愛想な十河五月(香里奈)、
勝気と阪神ファンなためにクラスに馴染めない、
大阪から転校してきた村林優(森永悠希)、
プロ野球選手で解説者の湯河原太一(松重豊)。
ところが、彼らは集まるごとに言い争い、
なかなか落語も覚えない。


果たして、それぞれの気持ちは、
本当の想いは伝わるのだろうか。
国文太一が二つ目の噺家を好演。
香里奈も彼女らしい役を好演。


しゃべれども しゃべれども 気持ちを伝えられず
しゃべれども しゃべれども “想い”に言葉は適わない
しゃべれども しゃべれども 伝えたいことは ただひとつ
何かを 誰かを 「好き」 という想い
ただ それだけ


映画「しゃべれどもしゃべれども」(公式サイト)


劇中披露される落語「火焔太鼓」は五代目古今亭志ん生の十八番。
ある時期までは志ん生しかやらなかった話であるが、
後に、息子の古今亭志ん朝が見事に継承した落語である。