椿三十郎
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2007/11/09
- メディア: DVD
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映画「椿三十郎」を観てきた。
勿論、黒澤明監督のオリジナルであるはずはなく、
森田芳光監督のリメイク版を。
黒澤明監督作品といえば、
先日「天国と地獄」がTVドラマ化されたし、
「隠し砦の三悪人」も松本潤、長澤まさみ、
結婚しちゃった男阿部寛のキャスト、
樋口真嗣監督でリメイクされ、2008年公開予定だ。
黒澤明ブーム再来といったところだろうか?
「椿三十郎」のリメイク版は、
オリジナル版の脚本をそのまま使用している。
それだけ、オリジナル版のシナリオが完璧という事だろう。
黒澤明監督作品というと、“世界のクロサワ”と呼ばれ、
超大作や社会的なテーマを扱った作品の印象が強いが、
本作の前編ともいえる「用心棒」もそうだが、
本作も徹底した娯楽時代劇、いわゆるチャンバラ映画だ。
現代のスタッフ・キャストで制作した、
現在版「椿三十郎」といった趣の映画だった。
オリジナル版の椿三十郎と室戸半兵衛、
最後の決闘シーンは、日本映画史に残る名シーンだが、
リメイク版では、
まあこの決闘シーンは、劇場で楽しんでほしい。
「チャンバラ映画」を久し振りに堪能した。
映画「椿三十郎」(公式サイト)