二つの野外ライブ
夏真っ盛りではあるが、今年の夏は、運よく二つの野外ライブに参加できた。
THE ROCK ODYSSEY 2004と、美浜海遊祭2004だ。
ひとつは、結成40年にして初来日を果たした「伝説のロックバンド」がメイン
であり、もうひとつは、一般的にはアイドルと分類されているもの。
客層が全く違っており、本来比較など不可能だが、強引に結び付けてしまうと、
両方とも「俺のロック」だった。
「ロック」の定義は、人其々だし、10人いれば10人のロックがあるだろう。
「俺のロック」を簡単に定義してしまうと、「反逆精神と破壊的パワー」。*1
昨日の後藤真希とメロン記念日は、正しく「俺のロック」そのものだった。
キル・ビル VOL.2のテーマで盛り上がった観客を鎮めて*2、GM04S
ファイナル仙台へとタイムスリップさせた1曲目。
c/w曲を2曲続けたメロンちゃん、いやメロン記念日。
ごっちんの後半も予想外の曲が続き、そして灼熱の太陽を思わせる怒涛の曲
へとなだれ込む。
ステージから客席に向かって水鉄砲を撃ちまくるごっちんとメロン記念日の
メンバーたち。爆発音と共に上がった水柱。
それら全てを含めたものが、「俺のロック」そのものだった。
後半の「手を握って歩きたい」以降の楽曲。昨年のツアーでは、時に荒っぽ
い歌い方が気になった時もあったが、今回は声の伸びが各段に良かった。
激しいながらも、息切れもせずに丁寧に歌いあげているように感じた。
「歌を聴いてもらっている。」
そんな彼女の心の成長が垣間見れた気がした。
