後藤真希コンサートツアー2005秋〜はたち〜 AT 東京厚生年金会館
多幸感溢れる空間に圧倒されたライブ。
この多幸多福な空間に、何時までも浸っていたい。そんな思いになった。
最近、「最高」という言葉が安易に使われ過ぎているように思う。
「最高」という言葉の持つ意味は、そんなに軽いものではないはずだ。
でも、今夜だけはこの言葉を使っていいよね。
「ごっちん!最高!!」
東京厚生年金会館でのハロプロ関係のライブ。
私自身が体験した事は無いが、観客達の「質」に問題が多いと言われている。
そんな事も微妙に影響していたか、東京厚生年金会館での後藤真希のライブは、
2003年9月13日のGM03A*1以来の観覧となる。
前日の事もあり、大きな期待もしないで参加したライブ。
内容は上記のとおり「最高」のライブとなった。
「スッピンと涙。」の最大の聴かせ処。
あの「静寂」な空間。
永遠に続くかのように感じた「静寂」な空間。
ごっちんは一度、歌いだそうとしたものの、もう一度マイクを離す。
彼女もその「静寂」を楽しんでいるかのように、嬉しそうな笑顔を見せた。
そして、万感の思いを託した言葉は、
「THANK YOU MEMORIES」
その言葉に涙・・・
その空間は、アンコールのMCでも続いた。
後藤真希の言葉に水を打ったような観客席。
咳払いすら聞こえない静寂な空間。
後藤真希の言葉を一言でも聞き逃す事の無いように、五感を鋭くした観客達の
意識が伝わって来るようだった。
初期の後藤真希のライブの独特の緊張感が戻って来た。
さあ、残すはラスト宮城県民会館のみ*2